ローソン銀行の口座開設してみた
本日10/15(月)ついにローソン銀行が開業しました。せっかくなので口座開設すると同時に、どういったサービスなのか、ほかの銀行と比較してのメリット・デメリットを整理してみました。
ローソン銀行のサービス種類及び他の銀行との比較
2018/10/15現在、下記のサービスが利用できます。
- 振込
- 普通預金
- 定期預金
まだまだ開業時なので、サービスは銀行としての基本的な機能しかないようです。
では金利はいかがでしょうか。
- 普通預金:0.001%
- 定期預金:0.030%
メガバンク(三菱UFJ銀行)は普通預金0.001%、定期預金0.010%であることを考慮すると若干お得にはなります。
一方、ネット銀行(イオン銀行)は普通預金0.050%、定期預金0.020%であることを考慮すると、ネット銀行よりはお得度が下がるように見えますね。
(金利はすべて2018/10/15現在の数値)
また手数料でも比較してみましょう。
- ローソン銀行宛振込:54円
- 他行宛振込:216円
- 入出金:無料(7時~19時)、108円(19時~翌7時)
メガバンク(三菱UFJ銀行)は同行宛振込0円、他行宛振込324円、入出金0円であることを考えると振込に関しては若干お得と言えます。
一方、ネット銀行(イオン銀行)は同行宛振込0円、他行宛振込216円、入出金0円であるため、こちらもネット銀行の方がお得に見えます。
要するに、基本的なサービスで簡単に比較すると、メガバンク以上ネット銀行未満のサービスレベルという結果になりました。
どんな人におすすめ?
正直言うと、現状まだ口座開設したくなる要素はないと思われます。
しかし、期待できるポイントが2点あります。
- Pontaとの連携
- 取引条件による優遇
まず1. Pontaとの連携ですが、利用状況によってPontaポイントがたまったり、またクーポンを取得できたり、といったPonta関連のサービスが開始される予定です。
まだ具体的なサービスは未発表ですが、こちらがローソン銀行利用にとって大きなメリットになることでしょう(逆にこのサービスレベルが低ければ、本当にメリットがないのでは、と思ってしまいますね)。
また2. 取引条件による優遇ですが、こちらは他の銀行も採用している制度であり、優遇の質も利用にあたっての重要な判断ポイントになるでしょう。
まだこの2点は公表されていないので、発表内容によりローソン銀行の口座を持つべきかどうか判断すべきだとと思います(私は将来性を期待して口座開設手続してしまいましたが笑)。
注意すべき点
最後に口座を保有するにあたって、注意すべき点が2つありました。
まず1点目は、口座開設に1週間程度時間がかかる点です。ネットのみで口座開設手続はできるものの、キャッシュカード到着までネットバンキング等含め利用できません。
2点目は、未使用口座管理手数料がかかる点です。具体的には、2年以上未利用の口座は年間1,296円の手数料を取られるようです。
ただ回避策はもちろんあり、簡単なところでは以下2つあります。
- 定期預金を作成
- 普通預金残高1万円以上にする
そのため、私は普通預金に1万円入金して様子を見ようと思います。
まとめ
今回調べてみて、まだまだメリットが見えていないというのが本音です。
ただ、ローソン銀行ならではのキャンペーンなど、さまざまなサービスが出てくることを期待し、今後も状況を見守っていくことにします。